きっともう、昔みたいなヒリヒリしたようなそんなものは書けない。それは環境が変わったからというのもあるし、わたし自身がまあるくまあるくなったからだし、あと本を読まなくなったし、とりあえず時間があればiPhoneをいじるような生活をしているからだと思う。


わたしがヒリヒリした文章を書いたり、危なげな生活を送っていたのは、わたし個人の特性によるものではなく、ほとんどが周りの人たちに影響されて、だった。刺激的なものを運んでくるのは大好きで大切な友達だったし、不安定なちょっとした幸せを与えてくれるのも友達だった。恐らく自発的に何かをしていたなんてことはなくて、他人からの何かしらで人生を楽しいものにしていた。
わたしは絶対に、一人では生きていけない。


そうやって他人にある意味依存しながら生きているのに、退屈なのは耐えられなくて、今でも刺激を求めてしまう。何か違うことをしたい、昨日とは違う今日でありたい、明日は人生で一番幸せで楽しい1日にしたい、とか、とか。


なんかよくわからないんだけど、わたしはきっとずっとずっとこの日記を書き続けるし、文体が変わろうが自分が変わろうがお構い無しにインターネットの波に溺れ続けるのだ。