父が亡くなってから、ひと月ほど経った。 いろんな事情があって陸続きではないところで人生の後半を送っていた父は、そこで最期を迎えた。母に自宅での看取りをお願いしていたので、母は父が亡くなるふた月ほど前から通いで世話をしていた、らしい。 わたし…

夜中に一人で起きていると、世界中でわたしだけがひとりきり、という気持ちになるのはやはり変わらないので、今日もひとりきりの気持ちである。物理的にそばにいることこそが大切だと思えたのは、とりあえず見せかけの安心感で満足していたからなんだろう。…

結構長いこと生きてきて、もうきっと突然悲しい気持ちになることなんてないだろうし、大人だし、人間関係の何かに疲れてどうにかなっちゃいそうみたいなことにもならないだろうし、と思っていたけれども、全然そんなことはなくて、普通に疲れるし、悲しい気…

高校生の頃に好きになったバンドが30周年を迎えたので、ライブに行った。 好きになってから、もう20年ほど経ったんだろうか。20年の間に好きでいることが辛くなったり、もう無理かもしれないと思ったり、改めて自分の神様であることを実感したり、好きだと再…

好きなアニメ作品が、10周年を迎えた。10周年をお祝いするプロジェクトとして作られた映画が今日から公開されて、見に行ってきた。公開初日に映画を見に行くのは本当に久々だったと思う。 劇場版『RE:cycle of the PENGUINDRUM』公式サイト 劇場版ピンドラで…

今週に入って二度目の外出をした。火曜日に出かけたときはそこまで夏らしさを感じる気温でもなかったのに、今日の日差しは容赦なかった。日傘を閉じるたびに生地の温度に驚き、この熱を直接頭に浴びている人は倒れてしまうのではと危惧したが、街を歩く人は…

一人で幸せになるのなんか、許さない。わたしと同じ罪を一生抱えて生きればいい。忘れたことになんて、絶対にさせない。

二人で一緒にいても夜は一人で、自分に生まれた悲しさとか寂しさとか苦しさとか切なさとか、全部ひとりで消化しなくてはいけない。隣で聞こえる寝息に安心したことはほとんどなくて、どちらかというと、わたしが寝るまでちゃんと起きててよ、と思うことが多…

あの頃を思い出す、元気にしているだろうか、何度も、何日も、深夜に話したあの人。いくつの夜を二人で乗り越えただろう。いくつの朝を二人で迎えただろう。朝焼けはきみに教えてもらったから好きだったんだよ、ねえ、あなた、電話番号も変えちゃったでしょ…

好意というのは他人と比べるものではなく、自分の中で自身が一番好きだもん、と自信を持って答えられればそれでいい、と思う。なので、他人のそういった思い出話はあまり耳にしたくないし、耳にするとしても気を許した人の内容についてしか聞きたくない。 好…

2010年頃からずっと好きなバンドの、一番好きなメンバーとオンラインで会話をした。 いわゆるシングルやアルバムが発売されて実施されるインストアイベントにはちょこちょこと足を運んでいたが、実際にマンツーマンで、個人だと認識されながら話す機会という…

最近とにかく思うのは、二人でやっていないことをたくさんやっていきたいし、二人で行ったことがないところにたくさん行きたいな、ということで、たとえば旅行だし、たとえば遊園地だし、たとえば乗馬だし、たとえばボート乗りだし、それはそこに行きたいと…

毎日、朝日が昇る少し前に目が覚める。恋人(もう付き合って9年目を迎えようとしているのに、未だに関係の名前が変わっていないことに対する焦りはどこかに消えた)が仕事のために早朝に家を出るので、その支度中に自然と目が覚める。その後はすぐにまた眠るか…

外に出たら、まるで春の陽射しを思わせるような温かさだった。服を着るのも面倒だったのでパーカーとスカートと靴下で出たのだけど、今日ばかりはわたしの横着さが気温に勝ったようで、ちょうどよい具合だった。 家の近くの川はすっかり秋模様で、少し前まで…

物理的なボタンはどこにもなくて、ただ画面の上で指を滑らせるだけ。昔は親指に脳が入っているのではないかなんて笑っていたけど、今は親指よりも人差し指にその成分が受け継がれたような、そんな気持ち。ねえ、そんな話を笑いながらしていた人たちよ、今ど…

こんにちは、こんばんは。気付いたら10月になっていた。結構、本当に、びっくりした。今年はこんな状況なこともあって、わたしの中では6月と8月、9月は存在していないような感覚になっている。まだ半年ぐらいしか過ごしていないような。濃度が低いわけではな…

一年間、何も書いてなかった。 ノリで開設したもうひとつのブログにも何も書いてなかったので、本当に長いことTwitterにしかぶちまけていなかったのか、と驚いた。長いこと長文なんて書いていないので、何を書けばいいのかもよくわからないな。 引っ越しをし…

一つの区切りのような。このまま消してもいいけど、それもなんだかもったいないな。

新年が明けていた。今年もよろしくお願いします。 毎度のことながら、半期ごとの活動報告だ。日常的な文字打ちは完全にTwitterに取って代わられてしまい、いまここはわたしを「昔からインターネットをやっていた証」として残っているだけのように思う。何だ…

落ち着いた毎日を過ごしている。残業のし過ぎで上司に呼びだされたけれど、精神的には比較的落ち着いた毎日を過ごしている。諦めたからだろう、いくつかのことを。悪いことではない、多くを望まないことは安定した日々には欠かせない条件の一つだ。わたした…

昼過ぎまで寝ていたせいで、眠れない。 昔からそうだけど、こんな時間まで眠れない人は大体精神的に不安定な人が多い。健康で健全で安定した精神の持ち主は、日が変わる前に寝ることを心がけ、なるべく変わることのないスケジュールで毎日をこなしている。そ…

割と久しぶりに何もない休日を過ごしている。と言っても夕方頃から出かけないといけないから身支度は整えないといけないのだけど。カーテンを開けると、青空が広がっていた。居間から玄関に抜けるとキンとした冷たさが体を刺したので、いよいよ冬も到来か、…

まったく眠れない(ただ単に日中寝過ぎただけだけど)ので、ずっとずっとSNSを辿っている。スマートフォンからアクセスできるインターネットの世界は、どうしても自分の中の情報量により訪問できる場所が限られてしまうので、馬鹿みたいに同じところを何度もみ…

なかなか書くことがない。 最近は仕事に忙殺されている。別に大したことをしているわけでもないのに、なんだか気持ちがやたら忙しない。本当に大したことはしていないと思う。プレッシャーに駆られる必要があることも、何かをこちらから提案し、そのレスポン…

久しぶりにキーボードを使ってここに書き込む。というのも、彼氏と同棲し始めて4年が経つが、その間わたしの生活においてPCに触れることは仕事以外ではほとんどなく、文章を書く、何かしら書き込む際はすべてiPhoneを使用して、のことだった。が、最近キーボ…

久しぶり。 全然久しぶりなんかじゃないって? 何を言うんだ、随分長いこと会ってなかっただろう、この時間のきみに。元気にしていたかい。相変わらず世界の終わりみたいな顔をしている。昔の、この時間のきみも、同じような顔をしていたね。何も変わってい…

どっと疲れる。 さすがにこの世界に住み始めて長くなるので、それに伴い付き合いが長くなった人や、知っている顔も増える。彼ら彼女らの大半と接していると、心のどこかに10代のあの頃が見え隠れすることがたまーにある。別にそれはどうでもいいんだけど。 …

無理やりにでも悲しくならないと、いろんなことが思い出せない。でもそれは、本当に思っていることなのかな。

ブログを開設しました。 http://sxx.hateblo.jpここも残すけど。

仕事で割と大きなミスをして、特にお咎めはなく終わったのだけど、それに至るまでのいろんなことで精神が荒みまくっていた。別にミスをしたことだけが悲しい辛いではなくて、気付いたら2月に仕事の人と彼氏以外にゆっくり時間を作って会わずに終わっていたぐ…