仕事で割と大きなミスをして、特にお咎めはなく終わったのだけど、それに至るまでのいろんなことで精神が荒みまくっていた。別にミスをしたことだけが悲しい辛いではなくて、気付いたら2月に仕事の人と彼氏以外にゆっくり時間を作って会わずに終わっていたぐらい忙しかったので、それによるものだろう。忙しさに負けて体調を崩してライブを二本逃すし、割と踏んだり蹴ったりな1ヶ月だった。
リセットできただろうか。


あまりにも疲れたときやつらいときに、割と丁寧な接客をしてくれるお店にいく傾向がある。自分で物を探して選んでこれください、ではなくて、提案型接客のお店。たとえばにこやかにお話をしてお顔に色を乗せてくれるデパートのカウンターコスメとか、日頃の疲れを心から労ってくれるような店員さんがいる少しお高い基礎化粧品売場とか、何もかもを許してくれるような顔をしながら紅茶を注いでくれるウエイターがいる喫茶店、とか。とにかく誰かに労ってもらいたくて仕方がなくて、それがお金を払って実現されるのなら、喜んでお支払いします、というような。
だいたいそういうところで丁寧な接客を受けた後は心が浄化されて、幾分か気分もマシになる。ある程度は回復する。しっかりとアラサーの買い物をするようになったなと実感する。


もうさすがに、呼吸をするだけで誰かが褒めてくれるような年でもないし、いちいち誰かに「息吸ってもいいですか?」と許可を得ないと怯えてしまうような精神状態でもない。
相変わらずわたしは美しいものとかわいいものが大好きで、昔とそんなに変わったような気もしないけれど、確実に鈍くなったし丸くなった。それについて、いいことなのか悪いことなのか未だによくわからない。でも、ダメな年の取り方はしてないんじゃないのかなー、と思わなくもない。ケセラセラ