一年間、何も書いてなかった。

ノリで開設したもうひとつのブログにも何も書いてなかったので、本当に長いことTwitterにしかぶちまけていなかったのか、と驚いた。長いこと長文なんて書いていないので、何を書けばいいのかもよくわからないな。

 

引っ越しをした。6年と少しぐらい住んだ家から、もう少しだけ広い部屋に二人で引っ越しをした。彼とはまだ仲良く楽しく暮らしていて、きっとこのままだと特に大きな変化もないまま一生二人でいるんだろうな、と思う。わたしが身を置く環境を変えても、彼のやりたいことが変わっても、二人の魂はずっと同じだから、ずっと、きっと、一緒にいるんだろうな、と思う。

二人で布団で眠っていると、このままこの布団の世界だけになって、ほかはすべて滅びてしまえばいいのにな、と無意識に考えている。それを彼に言うと、彼は「それはつまらないから嫌だな」と言う。ここで同調するような人だったら、こんなに長く一緒にいられなかっただろう。わたしと彼は、寄り添うには十分過ぎるぐらいフィットするハートを持っているけれど、重ねるとまったく形が合わないんだろうな。だから二人でも大丈夫なんだろうな。

テーブルがこの家にはない。食卓を二人で囲むことがほとんどないのはわかっていることだし、邪魔だから、と彼が家に置くことを嫌がった(たぶん前の家でわたしがテーブルの上に化粧品をたくさん置いたままにしていたから、物置みたいになるのが嫌だったんだろう)。テーブルがないと、生活感が全然発生しないんだな、とわかった。新しい気づきだ、なんて。

 

一人でいる時間が増えた。でも別に寂しくない。それは彼がいなくても大丈夫、とかそういうことではない。そういう状態に、やっとなれたんだと思う。今でも突然悲しくなるしどうしようもない無力感に襲われることもあるけれど、でも、やっと、年相応の落ち着きが生まれ始めたのかな、と思う。長かったな。