なんかね、あのね。
寂しくてさびしくて、みたいな気持ちが三日間ぐらいずっと身体の真ん中あたりをぐるぐるしていてね、こうなるともうどうしようもなくて、馬鹿みたいに誰かに構ってほしくて仕方がなくなるんだけど、でもそういうことしても惨めったらしいってこともちゃんとわかってるから、とりあえず両耳にイヤホンを差し込んで音楽を注ぎこんでおけばいいかな、って、電車とバスに乗るのです。人に会ってもどうにかなるわけじゃないみたいで、大学で友達に会っても満たされない気持ちはずっと変わらなくて、もしかしてこれも恋の病なのかなぁ? と思ったりするけれど、そうじゃないんだよねぇ。たぶん。
これはきっと、人とずっと一緒にいる時間が長かったからその反動が現れているのだ。そうだよね、だって今まで人と一緒にいることは、相手が我慢してくれてるから、ってそういう意識が強かったし、実際そうだったから、最近の「特に理由もなく肯定されている現在」にびっくりしたんだよね。それが普通になってたから、今こうやってとても寂しくなっているんだよね。
誰がわたしと好んでわざわざ時間を割いてまで一緒にいてくれるんだろう。そうあってほしいなぁ、と願うけれど、きっとそれは叶わないんだろうな。はーぁ。
あのね、醒めたかもって言いながらもね、たぶんわたしまだ好きなんだよね、あ、元彼じゃなくて、最近好きになった子ね。いやになっちゃうー。