昔の日記を見つけた。と言ってもそんなに古いものでもなくて、五年ぐらい前の、alfooのメモみたいな、そういうもの。過去に書いていたはてなは消しちゃったし、アメブロもあってないようなものだし、ヤプースも消したし、なんだかんだでそれが一番古い記録なんじゃないのかしら。
約一年しかつけていないその日記には、とにもかくにも死にたい消えたいが多くて驚いた。と同時に、今いったい何がわたしをあのときほど死にたいと思わなくさせているのかわからなかった。心当たりがあるとすればきっとそれは働き始めたことなんだろうけど、それにしたって昔に比べてあまりにも鈍化している。良いんだか悪いんだか。
人にたくさん触れて、心が強くなったのかしら。大学で過ごした四年間は、今まで自分が過ごしてきた人生で、たくさんの人に出会う四年間だった。今でも仲良くしてもらっている人もいるし、そういう人は大抵普通に生活を送っている人だし、だからきっと、わたしも影響されて普通になったのかもしれない。でもそれはとてもとても嫌なことだ。


二週間に一回風邪をひき、二週間に一回死にたいと思うあの日々は、今はもう取り戻せない。あのときは持っていなかったけど今持っているものって何かなぁ、と思ったら、きっとそれは退廃的な、荒廃した、諦めた空気なんだろうな。どっちが良かった?