たのしい

前に働いていたバイト先の人たちと、元店長が今働いているお店にご飯を食べに行った。先月集まってから約一ヶ月後に会ったのにもかかわらず、みんな恐ろしく変貌していて驚いた。自分の見た目とか個性とか、知らず知らずのうちに大切にしている集団だと思う。自分をどう見せればよく見られるか、とかそういうのを理解している。センスが良いんだ、見せたいスタイルをきちんと奥底から理解している。とか言ってる自分もヒョウ柄のワンピースで行ったら最初気付いてもらえずに素通りされたんだけど。
「女の子」の集まりというよりは、"girls"の集まりだった。女5人が全く趣向の違う洋服を着て広尾を歩くのはなかなか素敵だったんじゃないだろうか。自分の周りにあんなに迫力を持つ人たちがいないので、なかなか珍しい体験が出来た。「おおお、わたし今雑誌に載ってる人みたいだ。non-noとかじゃなくて海外ゴシップ系の」とか浮かれてしまったけれど、自分が外国テイストになったわけじゃないので、勘違いです。楽しかったー。

地元に戻って商店街をウロウロしていたら、今度は高校時代の友達に会った。彼女に会うのも約一年ぶりで、相変わらずだった。あの頃は「彼氏また変わったのー?」なんて会話をしていたのに、今の彼氏とはそろそろ2年になるらしい。人間変わるもんだ。12月に飲む約束をして、さようならをした。「高校の友達に会うと声が大きくなるわ」と言いながら、笑っていた。やっぱり違うのかな、大学の友達と、高校の友達と。


人に会うと気持ちが上向きになる。人に、というよりは、しばらく会っていない人。でもそれが毎日続いたらおもしろくも何ともなくなるから、たまにでいい。彼が言っていた「生きてればいいことあるよ」ってのはたぶん、こういうのも含まれている、と思う。
気分転換に、足の爪にペディキュアを塗った。見事に赤い。わたしも自分のなりたい方向性を、確立出来ているかしら。