「なにその傷、リストカッター?」って笑いながら聞くあなたが、本当に本当に嫌だったよ。嫌いだったよ。
少しだけからかったら、怒って頭を掴んで引きずるように歩くあなたが、本当に本当に怖かったよ。泣きそうになったよ。
ねぇ、やっぱり、だめなのね。人の気持ち、考えられないでしょう。わたしに悪いところがあったとしても、そういうことやっちゃうの、どうしようもないでしょう。やっていいことと、悪いことがあるでしょう。
どうして傷をつけたのかも知ってるでしょう、どうして泣いたかだって話したでしょう。なんで話したか理解してないのね、あなたに信頼を寄せていたわたしが馬鹿みたいだわ。

大嫌い。