慕ってくれる人がいることについて、あまり考えたことがなかった。大好きですと言われても、社交辞令でしょ、なんてそんな風に適当にあしらっていた。けれどもわたしに向けられる好意は実は結構本気だったみたいで、それは別に異性から向けられてるのではなくて後輩から貰っているものだけど、ありがたいことには違いなかった。