全く違うことについて。
映画ではカップルが仲良さそうにしていた。ベッドシーンに突入しそうになった瞬間に、おいおいこの面子でベッドシーン見るのはキツイぜ、と思ったけれど、上手にカットされていた。


そう、それで。
わたしはもう、元彼に対して期待を抱かなくてもいいんだ、という気持ちになった。今までは「もしかしたら」という思いがどうしても捨てきれなくて、少し気になる人が出来てもそういうときに限って元彼が何かしらで出現して、気持ちがもやもやしてしまった。けれど、もうそういう気持ちは持たなくていいんだ。っていうある意味の解放。
そう、解放された。それは自分から自分に対する許しなのだ。
そんなわけで恋をした。久し振り過ぎて、どうしようもない。何も出来ない。たぶん本人に伝えることなく勝手に盛り上がって終わるんだと思う。それでも、それでも、と期待してしまう。酔っ払っていた彼はわたしの頬に触れたけれど、ねぇ、それは期待してもいいってこと?