吐息

東の空が微かに明るい。包まれていく、じんわりとした妙な実感。本番を前にして緊張するあの張り詰めた空気はもうなかなか出会えないけど、いつかは、きっと。
逃げ出したい、抱えているものすべてを捨てて、わたしには関係ないやなんて顔をしながら知らん振りしたい。
いや、なんかもうよくわかんねーや、とにかく、とりあえず、寝たい