電話

高校時代の友達と電話。約1時間半話した。少し前に一度電話を掛けて出なくて、それは「元気?」ってただそれだけを聞きたかったから、別に良かったんだけども、わざわざ掛けてくれた。なんとも嬉しい。とてもうれしい。男の子なんだけど、そんでもってこの日記にもちょこちょこ出てくる人。とても大好きだけどたまにむかつく人。
やっぱり、高校時代が一番楽しかったんだと思う。もうあの頃には戻れなくて、なんだろうな、あそこに一かけらだけパズルのピースを忘れちゃって、それがないとパズルが完成しなくて、そのピースはそのパズルの一番大事な部分のもので、っていう感じ。よく「わたしは過去に忘れ物をしちゃったのよ」みたいな台詞を言ってる人が小説とか漫画の中にいるけど、本当にそれみたいな感じ。大事なものをあそこに置き去りにしちゃって、だからわたしはそこに縋ってしか前に進めない。その存在をきちんと確認しながらでしか、前に進めない。
大学の先輩は「過去じゃなくて今を見なきゃ」って言ってたけど、悪いけどわたしはそんな前向きに考えられる思考を持ち合わせていない。無理に前向きに考える必要なんてないと思う。無理して後ろ向きっていうのもあれだけど、自然に捉えたい、なんでもかんでも。