お前はそれから逃れられない

全部敵だと思って、なんて考えは、もうこの年になったら捨てなくちゃいけないものなんだろうか。ちょっとした厨2病だよねほんと。それでも好きって言ってほしかった。わたしを見てくれる彼が好きだった。
周りを睨みながら得られたものってあったのかな。わたしはひとりで勝手に孤独になってただけだ。中学生だった頃から、まだそれから抜け出せずにいる。
土曜日に昔の仲間に会うことは、わたしに何か意味をもたらすのだろうか。馬鹿にしないでくれ、未だに幼い思考に囚われてばかりだ。被害妄想でありながら、自己愛が過ぎるのだ。自分がどうしたいのかわからなくて、悶々としながら寝ることにするよ。お願いだから、わたしを見ながら笑わないでおくれ。