蝉が鳴いてもおかしくないんじゃないかと思うほどの暑さが漂う。いつの間にか夏を迎えていて、いつの間にかわたしは社会人三ヶ月目に突入していた。早い。
地震の影響でいろんなことが消えて、なくなって、始まって、発生して、なんだか現実的なことにばかり目を向けさせられる毎日だった。

この前、久々に大学時代の友人と飲みにいった。半年ぶりぐらいに会った彼に「社会と仕事に人格が浸食されている」と言われた。なんだかんだでやっぱり変わったんだろうか。あの頃みたいな、ああいう感覚は、取り戻せないんだろうか。
年が人間を変えるんじゃなくて、環境が人間を変えるんだろうな。いいのか、悪いのか。