一人で幸せになるのなんか、許さない。わたしと同じ罪を一生抱えて生きればいい。忘れたことになんて、絶対にさせない。
二人で一緒にいても夜は一人で、自分に生まれた悲しさとか寂しさとか苦しさとか切なさとか、全部ひとりで消化しなくてはいけない。隣で聞こえる寝息に安心したことはほとんどなくて、どちらかというと、わたしが寝るまでちゃんと起きててよ、と思うことが多…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。